どんな仕事も辛いことってありますよね。
自分もホストという職業を経験してみて、普通のバイトでは経験できないような辛いことをたくさん経験しました。
楽しみながら働いていたのですが、何度も辞めようと思った事もあります。
今回はホスト時代の辛かった事、きつかった事を10選紹介して行きます。
是非最後まで歌舞伎町ホストの実態を見ていって下さい!
ホストをしていて辛かった事・きつかった事10選
それでは、ホストという職業の辛いとこ・きついとこを10選紹介していきます!
8ヶ月歌舞伎町で働いた生の声になります。
1. 出会いが多い分、別れも多い(多少人間不信になる)
やっぱ一つ目にあげるとしたらこれに尽きますね笑
毎日新しい女の子10人〜20人ほどと出会うのですが、出会うとしても10分程お店の中で話したり、バーや歌舞伎町の街で話すくらいなので、浅く広い関係になりがちです。
新しく出会った女の子とご飯にやデートに行っても、次の日には返信が来ないことなんてざらにあります。
ホスト始めたての時は、仲良くなったのに返信がこなかったり、ブロックされたりする事に人間不信になりそうでした。
その理由として、他のお店の担当(女の子が指名しているホストの事)の人に「俺以外の男はブロックしろ」「他の男と連絡とるな」という風に言われ、ブロックをするということがあります。
日々新しい人と関わる必要もあるので、切り替えなければなりませんが、関係ができたとしても所詮『ホストとお客さん』なので、信頼度で言ったら友達以下の関係になってしまうことが多いんですね。
なので簡単にお客さんは切れてしまうし、自分の所に引き止めておく事は非常に難しいです。
メンタルえぐられすぎて逆にメンタル鍛えられます。笑
2. 他のことに時間を割けなくなる
ホストクラブの営業時間は18or19時〜24or1時までです。
風営法でホストクラブの一部営業は1時までと決まっているので、どんなに遅くてもその時間に終わります。
家が働いている街から近かったり、寮住みだったらすぐ帰れるのですが、
自分は実家から通っていたので、朝5時にある始発で帰らなければなりませんでした。
アフター行ったり、お店の人とご飯を食べたり、寮に遊びに行ったり、ナンパしたりして時間を潰していたのですが、正直生産性はないです泣
5時に電車に乗り、6時に寝て、13時に起きて、お客さんと会う約束があればそのままデートして一緒にお店に行く。
「あれ、、、俺大学生だよな、、、??? いつ学校行くんだ?って感じでした。」
おかげで所得単位数も通年で取れる単位数の半分しか取れなかったです。(笑えない)
ホストは営業中だけでなくて、24時間ホストをしなければならないので、デートがなくてもお客さんにライン、電車乗ってもライン、ご飯食べてるときもライン、ラインライン電話、、、
という毎日でした。
よって他のことには何も時間は使えなかったです。
3. 職業を言っただけで距離を取られる
これもきつかったですね〜〜笑
ただ、これは2通りのパターンがあり、
①「えっホストやってるの、、、この女遊びの最低男が!!」
②「ホスト!? えっめっちゃ面白いwww どんな仕事するの〜〜??」
の2通りでした。
①は女性に多く、男性のほとんどは②の反応でした。
ただ、②のように面白がってくれる女友達もいて、「面白いから写真撮ろ〜〜!」
みたいに言ってくれる人も多かったです。(とても助かる)
ただ、初対面の女子にはほぼ引かれるので、仲良くなるまでは言わないようにしていました。笑
4. お酒で何回も死にそうになる
ホストをやっている人は全員通る道ではないでしょうか。
飲むのが仕事なので、酔うってもんじゃないくらい飲みます。
酔わない日はないと思います。
うまくかわしたり、自分の卓で強いお酒を頼まないでしっぽり飲んでいれば酔わないですが、単価の高いシャンパンや、量が少なく単価を上げる事ができるテキーラやイエーガーは度数が高いです。
また、来てくれたお客さんは『しっかり酔ってもらい、楽しくなって帰ってもらう』がモットーなので、自分も酔わない訳にはいけません。
シャンパンを一人で2本丸々(1本750ml)飲んだ時はその日の朝まで吐き潰れていました。
いくら酔っ払ってお酒を見るのも嫌になっても次の日にはお酒を飲まなければなりません。
だってそれが仕事ですからね。(きつい)
5. 体調を崩しやすくなる
4番の内容に繋がるのですが、お酒を飲みすぎると二日酔いになり吐き気が止まらなくなります。
また、朝、昼、晩という食生活ではなく、
昼、夜、夜中という食生活になるので、当然体に悪いです。
運動もしなければ、食べて飲んで寝るという生活になってしまうので、太ります。
30〜40代の人に多い(偏見)ポッコリお腹にも20歳でなりました。
ホストを辞めた今はお腹中心に筋トレをしているため、少しは腹筋も見えるくらいになって来ましたが、まだ後遺症は残っています。
ホストのお腹は何もトレーニングしなければみんなぷよぷよになります。
6. 完全な夜型になる
オールってしたことありますか?
あれ結構きついですよね。
ホストは毎日オールです。
朝方はフラフラしながら「早く家につかないかなー、、、眠い、、」
という風に帰る毎日でした。
また、朝寝ても寝た気がしないんですよね
朝寝る頃に窓から太陽の光をサンサンと浴びてしまうので、遮光カーテンを買いました。
朝寝ることが多いよって方は遮光カーテンほんとオススメです。
まるで夜のように光を遮断してくれます。
店休日も一日あるのですが、もう朝寝ることが当たり前になっているので、休みの日も夜寝れないんですよね。
完全なる夜型になってしまいました。
今はもう朝方になっていて、一度夜型生活を辞めれば自然と夜眠れるようになります。
7. 新宿近辺で借りることができる家が限られる
そんな事もあり、全てを改善するために「新宿近辺に一人暮らししよう!」と考えました。
これで始発を待つ必要もなくなり、全ての悩みが消えると思い、不動産会社に連絡しました。
いざかけてみて、、、(実際のやりとりです)
「どちらに住もうか考えておりますか?」
「東新宿でお願いします。」
「職場はどちらになりますか?」
「新宿です」
「すみません、よろしければご職業を教えていただいてもよろしいですか?」
「ホストです」
「すみません、うちの会社はホストをやっている方には家を貸すことができないんです、、、」
となりました。(驚愕)
理由を聞いてみると、ホストは収入が安定せず、夜逃げする人もいるかららしいです。
ごもっともなのですが、自分の仕事が否定されている気がして、なんだか悲しくなりました。泣
という訳でホストは家を借りにくいそうです。
自分の場合は「あっでも、自分大学生で、ホストはただのバイトに過ぎないです〜〜」
みたいに言ったら
「それなら大丈夫ですよ!」
と言ってくれました。(あっさり)
「ホスト一本でやっている人はなんて言って家を借りるんだろう、、、」
と思いました。
8. 最高の接客業( tax35~45%)なので、体調悪い、気分が乗らないのは関係ない
日本の税率は(6月26日現在)8%ですよね。
歌舞伎町のホストクラブは35%〜45%となっています。
サービス料としてtaxが定められているので、お客様に失礼のないように、身なり、テーブルマナー、歩き方でさえ注意する必要がありました。
その為、「今日は体調悪いからあまり飲めないな、、、」
「やる気がないから話さないでおこう、、、」
という事は一切できません。
手を抜くなんて言語道断、ホストは目の前にいるお客様を本気で楽しませる接客業の最高峰だと思います。
自分もやる気の無い時はよくありましたが、自分が逆の立場だったらやる気の無い接客をされたら嫌なので、
目の前にいる人を楽しませようという考えで接客していました。
9. 初対面の人に悪口言われるのは当たり前
初めて会った人に悪口を言われるのもそんな多くはないですが、あります。
主に新人が嫌いな人が多かったです。
入ったばかりの頃は、何話したらいいか分からないし、お酒を作ることも出来なかったので先輩のお客さんなどに怒られました。
ただ、言い返す事なんてできないので、ずっと謝っていました。
ホストクラブに来るお客さんは気高く、プライドが高い人が多いので、少しでも気になる事があると、文句を言ってきます。
「初対面のくせになんだこいつ、、、」と思いますが、グッと我慢して笑いに変えます。
また、初めてきた初回のお客さんにも言われる事があります。
顔が嫌いという訳の分からない理由でNGを出す人がいて、一周回って謎すぎました。
10. ヤクザやいかつい人に絡まれる
ラストはこれです。
さすが歌舞伎町、やはり裏の人や怖い人はいました。
自分も外で連れの男がいるのを気づかずに、女の子に声をかけた時、その連れの男に胸ぐらを掴まれ、顔と顔の距離が10センチくらいまでになり、
「お前何してんだよ!」と威嚇されたことがありました。
また、違うビルに入っていく女の子に声をかけた時も、そのビルの下にいたSPみたいな強面の人に腕がちぎられるんじゃないかって程強く握られ、
「お前どこの店のやつだ、次こんなことしたら◯すぞ!」
と言われました。
その時は「ごめんなさい、ただの大学生です!!」
と言ったのですが、恐怖体験でした。
皆さんもナンパする際は周りに連れの男はいないか、今声をかけて大丈夫かなど気をつけてしてくださいね。(男連れに話しかけるとガチで喧嘩売ってくる)
ホストでナンパするより出会い系の方が確実
ナンパをするとヤクザやいかつい人に絡まれたりと、不安要素も多いです。
今の時代ナンパするより出会い系で出会った女の子と仲良くなってお店に遊びにきてもらう方が確実です。
筆者も出会い系アプリを使って出来たお客さんで1日に150万円以上使ってくれたお客さんにも出会いました
新規のお客さんが欲しい人、売上をあげたい人は要チェックです!
ハッピーメール
ハッピーメール は国内最大級の2000万人の圧倒的会員数で、日本どこでも使用可能です。
また、出会うまでのハードルが低く異性ととりあえず遊びたい、暇つぶしなどの目的で使用するユーザーが多いです。
筆者もハッピーメールを使って20人以上と実際に会う事が出来ましたが、その内5人くらいはお店にも遊びに来てくれました。
もちろんお店に遊びに来なくてもお互い空いている時に遊べる友達になったり、サクラは一人もいなく健全なサイトだなと思いました。
年齢層は20代が最も多く、30代40代の女性も使用している印象でした。
お金はあるが出会いがない歳上の女性もいたので、ママ活アプリとしても有能だと思います!
ワクワクメール
ワクワクメール は20代〜30代の女性が多く若い年齢層の人と出会えます。
気軽な出会いを求めている人が多く、掲示板にも「今日会える人いませんか?」「新宿で19時から会える人?」などその日に会って遊ぶ事を求めている女性が多かったです。
筆者が使ってみても、サクラは一人もいなく大学生やOL、看護師、保育園の先生など様々な職業の女性に会う事が出来ました。
結構可愛い人も多く、露出が多い服装で来る人もいたので完全にラフな出会いを求めているなという印象でした。
メッセージ交換もリーズナブルに行えるので、初めて出会い系サイトを使いたいという人にオススメです。
YYC
YYC を利用する年代としては男女共に20、30代が多く、遊び目的で使用している人が多いので出会うまでのハードルは低いです。
検索機能も豊富で自分に合いそうな女性を探す事ができます。
筆者もYYCからはたくさんお店に遊びに来てくれる女の子が多く、夜のお店に偏見ない女の子が多かったです。
会った女の子もほとんどが20代と若い層中心に会う事ができ、可愛い子も多かったです。
まとめ
以上でホストをやっていて辛かった事、きつかった事10選になります。
非日常を経験するにあたって辛いことも非日常を超えたものでした笑
辛い事も多かったと思いますが、今思い返してみればこの辛かった事もいい思い出ですし、ブログの記事になったので良かったです。笑
この仕事は楽しいことの方が断然多かったので続けられたのだと思います。
自分にとってプラスとなるような辛いことを経験して、人として成長していけたらいいですね^ ^
前回はホストの楽しい部分を記載した記事を書いたので、そちらも見ていただけると嬉しいです!
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